北九州PCB処理事業所 解体撤去情報

中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)北九州PCB処理事業所では、2019(平成31)年3月に「変圧器・コンデンサー」の処理が完了したことから、「変圧器・コンデンサー」を処理していた第1期施設の操業を終了し、現在、解体撤去作業が進められています。

また、第2期施設について2023(令和5)年度より操業を行っていく上で必要のなくなった設備から順次除去分別及び解体撤去を進めています。

第2期施設は第1期施設よりも規模が大きく、除去分別や解体撤去工事で発生する廃棄物を一度に払出や処理が出来ないことから、順次、解体撤去を進めています。

解体撤去作業については、環境中にPCBを排出させないよう周辺環境への配慮を行うこと、作業者の安全衛生管理を行うこと、解体撤去に伴うPCB廃棄物は無害化することを解体撤去の基本方針として進めています。

JESCO北九州PCB処理事業所(手前建屋:第1期施設、奥建屋:第2期施設)
JESCO北九州PCB処理事業所(手前建屋:第1期施設、奥建屋:第2期施設)

【第1期施設】解体撤去の実施状況

【第1期施設】解体撤去の実施状況

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解体撤去のスケジュール


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【第1期施設】解体撤去の状況(2024(令和6)年2月更新)

2021(令和3)年9月に4か所の先行工事(グローブボックス、粗解体設備、破砕分別設備、VTR等装置)が完了しました。

先行工事と並行して、プラント設備の配管・タンク等から液抜き・洗浄を実施し、事前作業後に一部残存した高濃度PCB汚染箇所についても、洗浄装置等を利用して除去分別を行いました。

プラント設備解体撤去工事の労働安全衛生について定め、2023(令和5)年6月までに搬出ルート確保のための機器類撤去が完了しました。現在はプラント設備の解体撤去中となっています。

解体撤去の状況は、JESCO北九州PCB処理事業所内の情報公開ルームのモニターにてリアルタイムで様子を確認することができます。

【第2期施設】解体撤去の実施状況

【第2期施設】解体撤去の実施状況

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工事の概要

【第1期施設】先行工事についてはこちら 先行工事

【第1期施設】除去分別工事についてはこちら 除去分別工事

【第1期施設】プラント設備解体撤去工事についてはこちら プラント設備解体撤去工事